みえ・勝ち飯
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5育成時のストレスを抑え、一頭ずつ愛情を込めて飼育 銘柄牛の産地として知られる三重県では、各地域の畜産家が匠の技術により良質な黒毛和牛を生産しています。豊かな土や水に恵まれ、温暖な気候の四日市市。この土地で和牛繁殖・肥育技術を生かした、立派な黒毛和牛を育てているのが「三重萩牧場」です。その特徴は何と言っても「脂」の質。舌の上で脂がとろける上品な味わいは、東京の名だたるレストランにも認められるほどなのだとか。 おいしさの秘訣は、28〜30か月間におよぶ「長期肥育」を行うこと。この最適な肥育期間を経て出荷することで、不飽和脂肪酸の代表であるオレイン酸を豊富に含んだ、うま味成分の強い牛肉に仕上がります。 子牛の出生から肥育まで同じ牧場で「一貫四日市黒毛和牛“口溶け”にこだわった三重県が誇る黒毛和牛。愛情あふれる畜産の現場へ。もぐもぐ((三重県の産地を訪ねて。LOCAL×FOOD「地域の恵みを食べてもらいたい」。牧場や漁港、農家に訪れると感じる、温かく、誠実な生産者の想い。“食の宝庫”と言われる、三重県の「ごちそう」のルーツをたどります。自家製の粗飼料で健康な牛のカラダづくり牛の主食!栄養たっぷり濃厚飼料トウモロコシや大麦などを配合した餌を与えている。三重萩牧場では、粗飼料となるワラや青刈りした牧草、稲を発酵させたものを自家生産している。きめ細やかな霜降りが美しい!常温でも徐々に脂が溶け、肉の表面に艶やかな光沢が光る。

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